◇練習試合　楽天１―１６阪神（１５日・金武）

　楽天は投手陣が崩れ阪神に計１４安打１６得点を許し大敗。石井一久監督が投手陣へ苦言を呈した。

　先発した高田孝一投手は初回無死一、二塁から板山の２点二塁打で先制を許す。１死後、佐藤輝にも適時二塁打を浴びると、続く原口に左中間へ２ランを被弾し、いきなり５失点。２回も３点を失い、２回７安打８失点でマウンドを降りた。

　先発ローテーションに食い込むことが期待されていたが踏ん張りきれず、指揮官は「３年間変わっていないかな。ホームへのバックアップのうまさとか、高めに抜けるところとか見たので、もう少し代わり映えのあるところが見たかった。サバイバルというところを意識したピッチングをしてほしかった」と厳しい言葉をかけた。

　悔しい結果となり高田孝は「ストレートの強さもそうですし、精度もそう。変化球も自分で操りきれなかったので監督の言葉がすべてかなと思います」と肩を落とした。

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