【日本ハム】五十幡亮汰、加藤豪将、松本剛の1~3番「GOGOGOトリオ」が新球場目玉に!?

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2023.2.13(月) 06:00

1回無死、左前安打を放った五十幡亮汰(カメラ・池内 雅彦)

◆練習試合 楽天13―2日本ハム(12日・金武)

 日本ハムは12日の楽天との練習試合で1~3番に五十幡、加藤豪、松本剛を起用した。11日の紅白戦と同じ3人練習試合を並べ、NPBチームと初の対外試合は3人で計6打数3安打と好機を演出。新庄ハムの新たな看板となり得る「GOGOGOトリオ」の可能性を、日本ハム担当の内田拓希記者が「見た」。

 日本ハムの新しい攻撃の形が見えた。3回2死無走者。1番・五十幡が左前打で出塁すると、俊足を警戒した相手投手がけん制を悪送球し、一気に三塁へ。加藤豪が四球を選んで迎えた3番・松本剛は三ゴロに倒れたが、昨季首位打者の前に「足」と「選球眼」で好機を作った。公式戦でも3人を1~3番に起用する可能性について、林ヘッドコーチは「もちろん、あります」と明言した。

 五十幡がリードオフマンの座を確保しつつある。昨季は腰を手術した影響で6試合の出場にとどまった“新戦力”が、今キャンプは初日の実戦から主力組の1番に固定。この日も2打数2安打と結果を残した。林ヘッドは「五十幡の足を生かしたい」と、中学時代に陸上の全国大会(100メートルと200メートル)でサニブラウンを破った50メートル5秒6の俊足を攻撃の起点とする構想を明かした。

 3番は松本剛が有力。同ヘッドは「2番はいろいろ試すと思う」と明かしたが、上位打線の“ラストピース”となり得るのが逆輸入ルーキーの加藤豪だ。「2番・DH」で初先発した11日の紅白戦は4打数3安打2打点と猛アピール。第2打席はボール球に1球も手を出さずに四球を選ぶなど選球眼も武器で、つなぎ役の「2番」として存在感を発揮している。

 新庄監督が「トライアウト」と位置づけた昨季は、故障のガントを除き支配下68選手を1軍起用。総得点はリーグ最低の463点にとどまっただけに、優勝を目指す今季は打線の固定が急務。2試合で可能性を示した「GOGOGOトリオ」が、新球場元年のチームをけん引するかもしれない。(内田 拓希)

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