◆日本ハム紅白戦（１１日・名護）

　日本ハムのドラフト２位右腕・金村尚真投手＝富士大＝が１１日、プロ入り後初実戦で圧巻の投球を披露した。

　紅白戦で２回からマウンドに上がると、先頭・水野への２球目に球場表示で１５１キロをマーク。追い込んでから１４２キロのスプリットで遊飛に打ち取ると、谷内を１３３キロのスライダー、続く伏見も１３９キロのスプリットで２者連続三振に斬った。

　３者凡退での実戦デビューに「自分の持ち味である直球のキレをしっかり出せた。ホッとしているし、自信になりました」。沖縄出身で、名前がコールされた際にはスタンドから大きな拍手が起こり「すごく幸せなことだと思う。沖縄の人にたくさん応援してもらいたいし、名前を覚えてもらいたい」と笑顔で汗をぬぐった。

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