ロッテの澤村拓一（撮影＝岩下雄太）

　ロッテの石垣島春季キャンプは10日、第2クール4日目。

▼ 投手
14 小島和哉
ブルペン入り。右打者を立たせて投げる場面も。投球練習後には球を受けた柿沼友哉と会話し、その後、黒木知宏投手コーチとも話していた。全体練習後には室内練習場でキャッチボールをし、すべての練習を終えると、待っていたファンに長い時間ペンを走らせていた。

16 種市篤暉
ブルペン入り。ストレート、フォークを中心に力強い球を投げ込む。特にフォークはストライクゾーンからボールゾーンにストンと素晴らしい落ち。本人も「めちゃくちゃよかったです」と好感触。

28 菊地吏玖
ライブBPに初登板。藤岡裕大、髙部瑛斗、池田来翔と対戦。藤岡の2球目、5球目とファウルにさせた球に黒木コーチ「ナイスボール」と声かけ。髙部には初球カーブで空振りを奪う。ライブBP後には髙部にアドバイスをもらう。

29 西野勇士
ライブBPに登板。15球2セット。2セット目にはクイックも織り交ぜていた。

34 高野脩汰
ブルペン入り。フォーク、スライダーといった変化球も投げる。黒のグローブと白のグローブを両方試しながら投げていた。

54 澤村拓一
石垣島春季キャンプで初めてブルペン入り。ブルペン捕手の中溝さんを立たせたまま、ストレート、ツーシーム、スライダーなどを投げ込み。「まっすぐインコース」でコースを指定して投げる場面も。

60 横山陸人
ブルペン入り。右打席に立たせてスライダーなどを投げ、途中から左打席にも立ってもらいシンカーを投じた。再び右打席に立ってもらい投げ込んだ。

62 森遼大朗
ブルペン入り。持ち球のカーブ、フォーク、スライダーを投げた。今季に向けて「去年はすごく自分の中で不甲斐ないシーズンだったなと思ったので、そういうことがないようにしっかりやり切ったぞという感じで終わりたいと思います」と意気込んだ。

131 ダリットソン・フェリス
ブルペン入り。捕手を座らせて投げ込み。かなり勢いのある球を投げ込んでいた。

▼ 内野手
4 藤岡裕大
今日も全体練習後の個人練習で室内練習場で黙々と打ち込み。他の選手たちが練習を終える中、福田光輝らと共に最後までバットを振り込んでいた。

5 安田尚憲
アーリーワークでは池田来翔とともに第2球場で守備練習。11日の楽天モンキーズとの国際交流試合で4番で出場予定。今季に向けてバットでは「20本以上打てるに越したことはないですし、去年は9本じゃ物足りない。倍以上打てるように頑張りたいなと思います」と誓う。

40 福田光輝
ライブBPの時に岩下大輝からセンター前に安打を放つと、村田修一打撃コーチから「グッドスイング」と褒められ、それに福田光「ありがとうございます！」。熾烈な内野の競争に勝ち抜くため「バッティングで結果を出していきたいです」と決意。

▼ 外野手
38 髙部瑛斗
菊地吏玖と対戦したライブBP後に「少しでもタメになってくれたらと思って話しました」と、“打者目線”でアドバイス。岩下大輝から左中間に安打性の当たりを放っていた。

取材・文＝岩下雄太