【日本ハム】伊藤大海 最速151キロ バットへし折った 侍ジャパン先陣 初対外試合で順調な仕上がり

スポーツ報知

  • ニュース

2023.2.10(金) 06:00

練習試合のサムスン戦に登板した伊藤(カメラ・中島 傑)

◆練習試合 日本ハム3―0サムスン(9日・名護)

 日本ハムの伊藤大海投手(25)が9日、韓国サムスンとの練習試合(名護)に侍ジャパンの先陣を切って実戦初登板。最速151キロの直球でバットを真っ二つにするなど、順調な仕上がりを見せた。

 インハイを襲った151キロに、相手打者がバットを出した。一塁線へのファウルの先で、折れたバットが弾む。4回、3番手でマウンドに上がると、その2球目。この日の最速に「あのくらいの力感とボールの質がコンスタントに出るようにしていけたら」と、手応えを口にした。中身の詰まった14球の試運転で3者凡退に片づけた。

 使用したのはWBC球とWBC用のロージン。東京五輪では“追いロジン”で話題に。しかし、WBC用は粘性が高く、白粉が舞うことはない。「あえて使ってみました。適量を探してます」。最適解を模索中だが、「もうちょっとモクモクしてくれた方がやる気出るんですけどね」と笑わせた。

 視察した楽天・宮越スコアラーは、「スピードも出てるし、ボールも操れている。シーズン中と変わらない」。14日に予定していた次回登板は、「ちょっと頑張りすぎてるかな(笑い)」と回避を示唆。十分な仕上がりに自信をつかみ、代表合宿へと合流する。(山口 泰史)

関連ニュース

【日本ハム】新庄剛志監督が開幕まで全勝宣言 対外試合初戦勝利に「勝ち癖をつけて開幕まで全部勝つ」
【日本ハム】加藤豪将が骨折からわずか10日で初実戦 代打で鋭い二直
【日本ハム】WBC日本代表の伊藤大海が今季初登板 最速151キロでバットへし折り1回を3者凡退
【日本ハム】清宮幸太郎が今季1号 弾丸ライナーで先制の右越え2ラン
【日本ハム】北山亘基がブルペンで105球の熱投、新加入の伏見から「全部ど真ん中!」指令受け

記事提供:

スポーツ報知