日本ハム・ドラ3加藤豪将が対外試合デビュー 右手骨折から10日で代打出場

ベースボールキング

  • ニュース

2023.2.9(木) 16:24

日本ハムの入団記者会見で新庄監督(左)とポーズをとる加藤豪将 (C) Kyodo News

○ 日本ハム 3 - 0 サムスン ●
<2月9日 タピックスタジアム名護>

 日本ハムのドラフト3位ルーキー・加藤豪将選手が9日、韓国プロ野球のサムスン・ライオンズとの練習試合で対外試合デビューを飾った。

 アメリカで生まれ育った加藤豪は、NPBを経由せずにマイナーリーグで10年間プレーし、22年4月にメジャーデビュー。昨秋のNPBドラフト会議で日本ハムから指名され入団したという異色の経歴の持ち主だ。

 今春はキャンプ直前に右手指を骨折するアクシデントに見舞われたが、負傷からわずか10日で“スピード復帰”し実戦出場。

 初打席は5回裏、「2番・指名打者」で先発出場していた万波中正の代打だった。相手投手の3球目を痛烈に捉えるも好守に阻まれセカンドライナー。8回裏に回ってきた第2打席では、相手投手の大きく曲がるカーブにタイミングを外され三振に倒れた。

 加藤豪の“デビュー戦”は2打数0安打。チームは3-0で完封勝利を収めた。

記事提供:

ベースボールキング