入団会見を行ったロッテ・澤村拓一（右）と会見に同席した吉井理人監督（左）

◆ 充実感あふれる「“ファイヤー”の澤村」

　1月30日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2023』に出演した野球解説者の谷繫元信氏と岩本勉氏が、ロッテに復帰した澤村拓一投手に言及した。

　澤村は10年ドラフト1位で巨人に入団。20年シーズン途中にロッテへトレード移籍すると、ここでのパフォーマンスが評価され、同年終了後にメジャーリーグのレッドソックスへ移籍した。

　メジャー1年目だった21年は55試合に登板し5勝1敗10ホールド、防御率3.06をマーク。同2年目の昨季は49試合に登板して防御率3.73とやや数字を落とし、9月に自由契約となっていた。

　3年ぶりにロッテのユニフォームに袖を通した春季キャンプでは、球場に一番乗りし、アーリーワークを敢行するなど今シーズンへ強く意気込む澤村。

　岩本氏は「表情を見ると“ファイヤー”の澤村ですよね。彼の気持ちを凄く理解できる吉井さんが監督でおられるから、もう一度ロッテでプレーしたいということも聞いたので、その師弟関係の充実は彼を輝かせるとっておきの条件だと思う。戦力として期待を寄せていいと思う」と、吉井理人新監督の存在が澤村を奮起させる好材料になるとの見解を示した。

　また、谷繁氏は「巨人からロッテに移籍した時も、また蘇ったというそんな印象を受けましたし、今度はアメリカに行って帰ってきて、もう一回花開かすという。素の澤村を出してくれればいいと思う」と日本球界復帰1年目の躍動に期待を寄せた。

☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

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