ロッテ・二木、小島らがブルペン入り〜2月7日の石垣島春季キャンプ〜

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2023.2.7(火) 21:13

ロッテの二木康太[撮影=岩下雄太]

 ロッテの春季キャンプは7日、第2クールがスタートした。

▼ 投手
14 小島和哉
ブルペン入り。カットボール、スライダー、フォークといった変化球も交えた投球練習。フォークの落ちについてブルペン捕手に確認。ブルペンでの投球練習後には、感覚を確認するようにキャッチボール。

16 種市篤暉
ライブBPに登板。安田尚憲に投じた4球目の見逃しストレート、小川龍成に投じた5球目の空振りストレートが良かった。

18 二木康太
ブルペンに入り捕手を座らせて投げ込み。途中からブルペン捕手を右打席に立たせる。クイック気味の投球も。今季に向けて「キャリアハイの成績を残して、チームに貢献したいです」と決意。

48 中村稔弥
ライブBPに登板。茶谷健太、植田将太をツーシーム、縦スライダーで空振りを奪う。「ピッチングの時は結構イメージが良かったんですけど、ピッチングで一番良かったカーブがよくなくて、スライダーの方がバッターの反応は良かったかなと思います」。“ハーマンカーブ”に課題。

▼ 捕手
32 佐藤都志也
松川虎生とのキャッチボールからキャッチャーミットではなくグローブで行い、シートノックが始まるとこの日は、コーチ陣からセカンドに入って欲しいと言われ、茶谷健太らとともに二塁のポジションに入った。ちなみにこれまでセカンドを守ったことはないとのこと。シートノック、打撃練習が終わり、ライブBPの時には中村稔弥、森遼大朗の球を受けた。

126 村山亮介
シート打撃で高野脩汰、森遼大朗と対戦。「正直、タイミングの取り方がずっと課題。これからキャンプ通してシーズンに向けて、タイミングの取り方を見つけていければいいなと。今キャンプ中、課題を持ってやっています」。

▼ 内野手
00 池田来翔
今季から打撃フォームを変更。その理由について「無駄を省いて、少し小さく、コンパクトにしました」と説明。バットも昨年は一時期白黒バットと白木のバットを使い分けていたが、「今は白木のバットを使っています」とのこと。森遼大朗からシート打撃でライトへ一発。

5 安田尚憲
メイン球場で行われた全体練習ではウォーミングアップから野手陣を引っ張り、シートノックでも大きな声で盛り上げた。打撃練習では、ラスト1球はライトへ特大の一発。その後のライブBPでは種市篤暉、中村稔弥と対戦した。

13 平沢大河
全体練習後に室内練習場で黙々と打撃練習。ポジション争いを制するために「まずは打てないと話にならない。打つことと、どこでも守れるように全ポジションチャンスがあればと思ってやっています」。外野での練習も始めたとのこと。どこのポジションでもレギュラーを掴みにいく覚悟。

67 茶谷健太
シートノックではセカンドに入る。ライブBPでは中村稔弥の変化球をレフト前に。常々、試合に出場できるのであればポジションにこだわらない姿勢を示すが、現在も「試合に出られるのであればどこでも」と変わらない。

▼ ライブBP
今季からロッテの戦略コーチに就任した金子誠コーチがライブBP中に時折選手たちに、植田将太には「送りバント」、小川龍成には「ヒットエンドラン」、茶谷健太には「3ボール2ストライクからのバッティング」、池田来翔に「一死三塁から進塁打」など具体的な打撃を指示する場面も。実戦を意識したシート打撃となった。

取材・文=岩下雄太

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