【日本ハム】ポンセ、海水浴自粛し初のブルペン入り 全37球自己採点は「10の10」

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2023.2.5(日) 05:50

ブルペンで投げ込んだポンセ(カメラ・中島 傑)

 日本ハムのコディ・ポンセ投手(28)が4日、海水浴を自粛した。沖縄・名護キャンプで初のブルペン入り。全球種を含む37球を投じ、仕上がりは「10の10」と自己採点で満点をつけた。

 独自調整から切り替えた。1月の先乗り自主トレ期間から球場に隣接するビーチに通い、3日も全体メニュー後に遊泳。「海を愛している」と練習後の心と体を休めていたが、同日に周囲から名護市の海開きが3月上旬であることを伝え聞いたという。悪気はなかった右腕は一夜明け、終日グラウンドで汗を流した。

 米球界では午前中で全体練習を終えるのが通例だ。ドラフト3位の加藤豪将内野手(28)=メッツ傘下3Aシラキュース=は「ポンセも悪いんですけど」と前置きしつつ「ルーチンをキープしたかった。遊びにいっているわけじゃないので」と理解を求めた。ポンセは昨年8月に球団助っ人初のノーヒットノーランを達成するなど、実力は折り紙付き。「長いシーズンを乗り切るために、できることをやって備える」と力を込めた右腕が、大好きな海を封印して戦闘態勢を整える。(内田 拓希)

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