プロ野球は２月１日、１１球団（西武は６日から）が各地でキャンプインし、３月３０、３１日の開幕カードに向けてスタートした。うさぎ年となった２０２３年、ぴょ～んとスターダムに跳ね上がるのはこの選手たちだ！という候補生たちを、スポーツ報知の各球団担当がご紹介。ぜひご注目ください。

　＊　＊　＊　＊

　楽天の“若鷲”吉野創士外野手（１９）に期待せずにはいられない。今オフは憧れてきた巨人・坂本と自主トレを行い、背番号が投手に見えてしまいそうなほど上半身をねじる“ねじり打法”に磨きをかけブレイクを狙う。

　高校通算５６発という肩書を持って迎えたルーキーイヤーは１軍デビューを果たせず、ファームで打率１割９分７厘、１本塁打とプロの壁にぶち当たった。「体を変化させれば、打撃も変わるのかなと思った」と課題を見つけ、オフは逆方向へ打球を飛ばすことを意識。体を大きくするために１時間おきに補食をするなど努力を重ね、今季はひと回り成長した姿を見せる。

　伸びしろは十分。だが、焦らず自身のペースで成長するよりも「一日でも早く１軍で活躍したい」と意志は固い。右の大砲候補、キャンプの１軍スタートも勝ち取り、飛躍の年にする。

関連ニュース

・【ロッテ】吉井理人監督「気合い入ってます」佐々木朗希らと石垣島入り
・【楽天】新外国人選手３人が沖縄入り　巨人から移籍のウレーニャ「自分ができることを全部出して貢献したい」
・【楽天】ドラ１・荘司康誠が沖縄入り　プロ初キャンプで「新しい自分を作りたい」
・【楽天】２年目の安田悠馬にギータ師匠から「２０発指令」フォームも完コピの真っ最中
・【楽天】新人合同自主トレ打ち上げ　ドラフト１位・荘司康誠は「基礎的な筋力などが全然足りない」