日本ハムのドラフト１位で二刀流の矢沢宏太投手（２２）＝日体大＝が３０日、沖縄・名護での先乗り自主トレでフル稼働した。打っては４８スイングで柵越え１本を含む安打性１３本。投げては捕手を座らせ変化球も交えて２１球を投げた。２月１日の紅白戦へ向けシートノック、走塁練習も行った。

　右翼での「大学代表以来」というシートノックでは、三塁へのレーザービームを披露し、本塁へは“大暴投”も。フリー打撃では右手一本で低めの球を右翼へ運ぶ技ありの一発を放ち「低い打球を意識して、ちょっと崩れたけど角度が出て上がった」と手応えを明かした。

　実戦形式の打撃練習中に走塁も確認し、最後は誰もいなくなったブルペンでのピッチング。鋭いカーブには称賛の声もあがった。フル回転の一日となったが「どっちもやることしかやってきていないので、違和感はない」。いきなり紅白戦から始まるキャンプへ、態勢は整った。（山口　泰史）

関連ニュース

・【ロッテ】沢村拓一の入団会見の動画が９万１０００再生回数
・【ロッテ】２０２３年球団オフィシャルスーツの全選手着用開始
・【ロッテ】合同自主トレ中の石垣島に本田圭祐がサプライズ訪問　選手集中できずノックポロポロ
・【ロッテ】高卒３年目・西川僚祐「真剣に勝負して開幕１軍」昨季２軍では２割７分６厘
・【ロッテ】Ｃ・Ｃ・メルセデスが来日「マリーンズの優勝のために頑張ります」