ロッテ、澤村拓一が3年ぶりに復帰!「日本一熱いファンの前で投げられることに…」
ベースボールキング
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2023.1.28(土) 14:06
入団会見を行ったロッテ・澤村拓一(右)と会見に同席した吉井理人監督(左)
ロッテの澤村拓一が28日、ZOZOマリンスタジアムで入団会見を行った。背番号は『54』に決まった。澤村は「日本一熱いファンの前で投げられることに非常に興奮しております」と話し、「快く送り出してくれたちばロッテというチームに対しての義理を守るということもそうですし、吉井監督が監督に就任されたということも大きかったように思います」と復帰の経緯を説明した。
澤村は20年9月7日に香月一也とのトレードでロッテに加入し、翌8日の日本ハム戦(ZOZOマリンスタジアム)で3-2の6回から登板して渡邉諒、大田泰示、ビヤヌエバを圧巻の3者連続三振のデビュー。主に勝ち試合の8回を担当し、22試合に登板して0勝2敗13ホールド1セーブ、防御率1.71の成績を残して、チームの4年ぶりCS進出に大きく貢献した。
同年オフに海外FA権を行使して、大リーグ・レッドソックスへ移籍。1年目の21年に55試合に登板すると、昨季は49試合・50回2/3を投げて、1勝1敗、防御率3.73。今オフ、ロッテに3年ぶりに復帰となった。
会見に同席した吉井理人監督は「リリーフピッチャーとして活躍してほしい」と20年に所属していた時と同じようにリリーフで起用して行くことを示唆。「実力はわかっているので戦力としては心配していないんですけど、メジャーでの経験をマリーンズの若い選手たちに話してもらって、澤村にしたら迷惑な話かもしれないですけど、若手の面倒をしっかり見てほしいなと考えています」と“吉井節”で澤村の復帰を喜んだ。
昨季は勝利の方程式を最後まで固定されず苦労した中での澤村の復帰。3年前に見せたような投球を再び見せて欲しいところだ。
取材・文=岩下雄太