【西武】今井達也、5年間落ちなかったフォークが「5秒で落ちた」握りを浅くしただけで段違い

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2023.1.21(土) 06:30

奪三振数のアップを誓った西武・今井

 西武・今井達也投手(24)が20日、福岡県内での自主トレを打ち上げ、フォークが劇的に改良されたことを明かした。

 直球の軌道からストンと落ちたボールに目をやって、ただ驚くばかりだった。「5年間投げて落ちなかったフォークボールが5秒で落ちたんで…」。深くはさんでいた握りを浅くしただけで段違いの落差に変わったというが、その前段階として変えたのが体の使い方だ。巨人・菅野、メッツ・千賀らを指導したトレーナーの鴻江寿治氏が主宰する「鴻江スポーツアカデミー」のキャンプに初参加し、下半身主導のフォームに改良。「まずはちゃんとしたフォームで真っすぐが投げられないといけない。だんだんいいものに近づいている」と手応えを口にした。

 昨季は高橋、松本とともに3本柱の一角として期待されながら右内転筋の故障などで5勝1敗に終わったが、最速159キロの直球に「試合で1球も投げたことがない」というフォークが加われば投球に幅が広がる。「とにかく点を取られないようにするだけ。点を取られなければ負けませんから」。力強い言葉に自信がにじんでいた。(秋本 正己)

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