【ソフトバンク】笹川吉康“ギータ2世”快音連発「パワーは誰よりもあると思ってる」

スポーツ報知

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2023.1.20(金) 05:00

ノックを受けるソフトバンク・笹川吉康

 ソフトバンク・笹川吉康外野手(20)が19日、大物の片りんを見せつけた。広島・呉市内で柳田らと自主トレを公開。今オフ、憧れの先輩に初めて弟子入りしている“ギータ2世”は日本ハム・清宮、阪神・佐藤輝らと行った屋内フリー打撃で快音を連発した。

 「球界を代表する左打者の方が集まってるんですけど、パワーは負けてないかなと。パワーは誰よりもあると思ってるので、あとはしっかり球に当てて、率を残すことを頑張っていけば、1軍でもいけるかなと少し自信はつきました」

 高卒2年目の昨季は2軍で4本塁打。ミャンマー人の母を持ち、本家超えの194センチ、96キロと恵まれた体格を誇る。かつて柳田が着けていた背番号44を継承。うなり声を上げながら繰り出すフルスイングは師匠そっくりだ。

 自主トレ期間中、一番驚いたことを聞かれると「清宮選手の食べる量です」と天然ぶりをさく裂させ「(大変なことは)食トレですね。いい肉を食べさせてもらったんですけど、脂が…。最初はおいしいんですけど、最後はキツくなりました」と頭をかいた。柳田も「偏食なんで、何でも食えとは言ってるんですけど。彼はよく分からない(笑い)」とお手上げ。今季ファームで本塁打王を狙う「新・規格外の男」が鷹の未来を担うかもしれない。(中村 晃大)

 ◆笹川 吉康(ささがわ・よしやす)アラカルト

 ▽生まれとサイズ 2002年5月31日、神奈川・横浜市生まれ。20歳。194センチ、96キロ。左投左打。

 ▽球歴 西前小3年で野球を始め、横浜市立西中では中本牧シニアでプレー。横浜商では1年春からベンチ入り。甲子園出場なしも高校通算40本塁打。20年ドラフト2位でソフトバンク入団。今季年俸620万円。

 ▽名前の由来 豊臣秀吉、徳川家康の天下人2人から1文字ずつ拝借

 ▽二刀流 中学時代にはシニアと並行して陸上部に所属。砲丸投げで区大会優勝。

 ▽柳田バット 1年目の春季キャンプで柳田からバットをもらい、その後も柳田モデルを愛用。「一番しっくり来てます」

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