ロッテドラ4・高野がブルペン入り!村山はロングティー 〜午前中のロッテ浦和球場〜

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2023.1.12(木) 13:49

ロングティーを行うロッテ・村山亮介

 ロッテの新人合同自主トレが12日、ロッテ浦和球場で行われた。

 この日は午後からNPB新人選手研修会が行われるということもあり、自主トレは9時から10時30分までと短時間。

 キャッチボールは、約30メートルくらいの距離で約10分間行われ、この日も育成ドラフト2位の白濱快起がキャッチボール前に入念にストレッチ。肩甲骨、肩関節周辺のトレーニングだろうか、“マエケン体操”のようなトレーニングを行ってから投げ始めていた。白濱とキャッチボールを行った育成1位・吉川悠斗(浦和麗明高)は、白濱の構えたところにビシッとコントロールよく力強い球を投げ込んだ。

 育成4位・黒川凱星(学法石川高)は、キャッチボールの序盤と終盤に横から投げたり、下から投げたりと様々な肘の角度から投げているのが印象に残った。ドラフト4位・高野脩汰(日本通運)は同1位・菊地吏玖(専修大)とキャッチボールを行った後、ブルペン捕手と遠投を行いブルペンへ。

 高野は新人合同自主トレの視察に訪れた榎康弘アマスカウトグループディレクター、大隣憲司二軍投手コーチら球団スタッフが見守る中、吉井理人監督の背番号と同じ“21球”の立ち投げ。榎アマスカウトグループディレクターは高野について「ここまで順調に来ている。12月まで投げていたが、この時期にブルペンに入れたのは彼にとってもチームにとってもいい。キャンプまで無理せずやってほしい」と話した。

 高野がブルペンで立ち投げを行っている間、他の新人選手たちは三塁ベンチ前の土の部分でダッシュ系のメニューをこなし、高野も投球練習が終わった後に他の新人選手たちと同じように取り組んでいた。この日は、ノックや屋外でのティー打撃、ロングティーといった打撃練習は行われなかった。

 2年目以降の選手では、東妻勇輔が9時40分過ぎにグラウンドに姿を見せ、球団スタッフらに挨拶した後、ランニング、ショートダッシュ、キャッチボールなどで汗を流した。育成2年目の村山亮介は三塁ベンチ前からライトスタンド方向に向かってロングティー。弧を描いた打球を放っていた。村山は昨年9月29日に『右肘の関節鏡による滑膜切除およびスクリュー挿入術』を受け、試合復帰まで6カ月の見込みと発表され、同年10月にZOZOマリンスタジアムで行われた秋季練習では全体練習から外れて外野でランニングしていた。

※ロッテ浦和球場で行われた練習に関しては1月12日午前11時時点のもの

取材・文=岩下雄太

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