ロッテ、野手陣はグラウンドでロングティー 〜今日のロッテ浦和球場〜

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2023.1.11(水) 16:53

ロングティーを行うロッテのドラフト5位・金田優太

 ロッテの新人合同自主トレが11日、ロッテ浦和球場で行われた。

 新人合同自主トレ2日目となったこの日、キャッチボールではドラフト4位の高野脩汰(日本通運)は同1位の菊地吏玖(専修大)と行い、菊地が投げた球に対して「ナイスボール」と声をかけた。同育成2位・白濱快起(飯塚高)はキャッチボールの前に肩甲骨周辺のトレーニングだろうか、“マエケン体操”のようなトレーニングを行ってから投げ始ていた。高卒投手組、野手組は約10分ほどでキャッチボールを終え、ショートのポジションで1箇所ノックを行う中、菊地と高野のペアは他の選手たちよりも少し長めにキャッチボールを行った。

 ノックではこの日もドラフト2位・友杉篤輝(天理大)が先頭で受け、三遊間へのゴロに対し逆シングルで好捕。キャッチボールを終えた菊地と高野も1箇所ノックに合流すると、菊地は「(黒川)凱星いいね」と好守備を見せた同育成4位・黒川凱星(学法石川高)に声をかければ、新人では最年長にあたる高野もノックの順番を待っている間、他の選手が良いプレーを見せると「いいね〜」と盛り上げた。

 ノックの後はランニングなどを行い、野手陣はその後、三塁ベンチ前からライトスタンド方向に向かってロングティー(10球×5セット:友杉と金田優太、勝又琉偉と黒川がペア)。友杉はオレンジのバットで左足を大きく上げて滞空時間の長い当たりを放てば、友杉がロングティーしている間、同5位・金田優太(浦和学院高)はその時間を利用して素振り。金田は自分の順番が回ってくると、滞空時間が長く強い当たりを何球も飛ばしており、木製バットにもしっかり対応している印象を受けた。勝又は白木のバットと黒川は白黒のバットで、力強い打球を打った。黒川も勝又がロングティーのときに、黙々と素振りをしていた。

 野手陣のロングティーを終えたところで、グラウンドでの練習が終了し、室内練習場へと移動した。なお、13時時点でロッテ浦和球場のグラウンドで練習している2年目以降の選手はいなかった。

取材・文=岩下雄太

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