【日本ハム担当2023ブレイク予報】斎藤友貴哉、持ち前の剛速球で新天地での守護神狙う

スポーツ報知

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2023.1.2(月) 15:45

斉藤友貴哉

 日本ハム・斎藤友貴哉投手が新天地でのブレイクの可能性を秘めている。昨年10月、江越とともに阪神からトレード加入。入団会見では新庄監督に希望のポジションを問われ、「抑えを狙っています」と言い切っていた。

 「真っすぐにこだわっている」と語るように、武器は直球。加入直前の「みやざきフェニックス・リーグ」では、161キロを記録した。移籍後初の1軍戦だった11月5日の侍ジャパン戦(東京ドーム)では、元同僚の近本を151キロフォークで二ゴロに斬ると、続く近藤には159キロ直球で三ゴロ。指揮官から入団会見で「ノミくらいの心臓らしい」と暴露されたが、約4万人の観衆の前で好打者相手に2/3回を無安打無失点とアピールに成功した。

 秋季キャンプでは、課題の制球力アップへ、建山、加藤両投手コーチから助言も受けながら、ほぼ毎日ブルペンで投球練習。投球時の歩幅を半足分狭くし、手応えもつかんだ。阪神時代は1軍に定着できなかったが、その剛球と変化球を自在に操れば、おのずと守護神の座も見えてくるはずだ。(2022年日本ハム担当・田中哲)

 ◆斎藤友貴哉(さいとう・ゆきや)1995年1月5日、山形県生まれ。27歳。山形中央から桐蔭横浜大、ホンダを経て、2018年ドラフト4位で阪神入団。主に救援で通算45試合1勝2敗1ホールド、防御率5・01。184センチ、92キロ。右投左打。推定年俸1700万円。

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