日本ハムの今川優馬外野手が「身長１８０センチ」と「盗塁２ケタ」を来季の目標に掲げた。先日、自身のＳＮＳで身長が公表の１７６センチから３センチ増の１７９センチに伸びたと投稿。取材で質問が飛ぶと「（伸びたのは）ここ１、２週間ぐらいで、本当最近。成長期ですかね？１８０いきたいですね」と白い歯をこぼした。

　昨年、東海大四高時代の野球部同級生から紹介されたことをきっかけにパフォーマンスアップのトレーニングを開始。元々は動体視力など目のトレーニングがメインだったが「体をイメージ通りに動かせていない」とプロ２年間での気付きも基に「体の再現性を高めるトレーニング」を始めた。オフに入り、１２月から背骨のカーブを変える姿勢制御課題などに取り組んだことで、２５歳にして身長が大幅アップしたという。

　”大台”まであと１センチに迫ったが「簡単に言うと胴体が長くなるだけ。足は短くなっちゃう。見栄えはよくない！」と自虐。それでも「結構（背を）盛っている野球選手は多い。僕は盛っていない。盛らなくても１８０いっちゃいますよ」と上機嫌に笑った。

　股関節周りのトレーニングも続けたことで「足も速くなりそう。歩き方から、今までにない感覚がすごくある」と更なる進化も予感させた。今季４つだった盗塁は「増やしたい。２ケタ走りたい」と１０盗塁を目標に設定。「打つだけじゃなくて、四球で塁に出て次の塁を取れば勝利に貢献できる。とにかく勝ちたいので」。勝負の３年目へ「執念先輩」が燃えている。

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