【オリックス】平野佳寿が母校・鳥羽高で講演会 26年ぶり日本一を報告「強いオリックスを築き上げないと…」

スポーツ報知

  • ニュース

2022.12.20(火) 18:00

講演後に、花束を受け取り笑顔を見せる平野佳寿(カメラ・馬場 秀則)

 オリックス・平野佳寿投手が20日、母校の京都・鳥羽高で講演会を行った。全校生徒825人のうち、希望した160人と1時間ふれ合った。在校時、2ケタの背番号で2度(00、01年)出場したセンバツを振り返り「背番号1をつけてやりたかった。今でも思っています」と笑みを浮かべた。

 質問コーナーでも丁寧に答え、ケガで悩んでいる後輩には「今は休めと言われてると思うしかない。休憩は絶対に必要だし、発想を変えることも大事」と激励。「緊張」について尋ねられると「僕もいつも緊張している。緊張することがなくなれば、引退だと思っている。緊張する舞台でできることがすごい。緊張を楽しんで、どんどん緊張して」と優しく呼びかけた。

 「あきらめない気持ち、野球の基本をたたきこまれたのは高校でした」と原点を思い出した守護神。リーグ連覇、26年ぶりの日本一を報告し「今、強いオリックスを築き上げないと。落ちていくだけだと思うので」と言葉に力を込めた。

関連ニュース

【オリックス】山本由伸、史上初2年連続投手5冠 通算で5部門全て複数回も史上初…記録2022
【オリックス】“生涯T―岡田”宣言 レギュラー奪回へ「名前を変えることが心機一転の材料にはならない」
【オリックス】リハビリ中の椋木蓮「名前を覚えられているのはうれしかった」高校の大先輩・高木豊氏から電話
【オリックス】太田椋 レギュラー奪取で背番号1ケタおねだり 移籍した吉田正の7番は「荷が重い」
【オリックス】平野佳寿が米移籍の吉田正尚に英語習得のススメ「話せた方が絶対いい」自身は「覚える気がなかった」

記事提供:

スポーツ報知