【ソフトバンク】又吉克樹が現状維持の1億5000万円でサイン「優勝した時に一番投げた人間でありたい」右足骨折もあり31試合登板

スポーツ報知

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2022.12.15(木) 18:59

現状維持で更改したソフトバンク・又吉克樹当時(代表撮影)

 ソフトバンク・又吉克樹投手が15日、ペイペイDで契約更改交渉に臨み、現状維持の1億5000万円でサインした。来季が4年契約の2年目。「去年から複数年を結ばせてもらって、その額面通りで押させてもらいました」と明かした。

 今季は開幕からセットアッパーとして活躍したが、7月8日の日本ハム戦(ペイペイD)で右足甲を骨折。後半戦を棒に振り、31試合の登板で3勝3敗、1セーブ、14ホールド、防御率2・10だった。CS最終Sで1軍には戻ったものの、登板のないままシーズンが終わった。

 「31試合しか投げていないですけど、(球団からは)前半戦、よく頑張ってくれてありがとうと言ってもらって、逆に申し訳ありませんと。このペースでいけば60試合も狙えていたので、悔しさもあって、来年に向けて改めて1年間やって恩返しがしたい。うれしいのが3割、反省7割ぐらいのイメージですね」

 チームは又吉が抜けた影響もあり、オリックスに同率でリーグ優勝をさらわれた。リベンジに燃える来年も、鳥取市内のトレーニング研究施設「ワールドウィング」でトレーニングを積み、2月のキャンプに備えていく。

 「原点に帰って、しっかり走り込む、投げ込む。もう一度、1年間戦える体をつくりたい。ホールド、セーブとかではなく、優勝した時に一番投げた人間でありたいというのが、いろいろなところで投げた証明になる。(ブルペンの)電話で一番名前を呼ばれる選手になりたいと思う。最多登板して優勝に貢献したい」と意気込んだ。

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