入団会見を行ったソフトバンク・近藤健介

◆「個人よりもリーグ優勝、日本一」

　日本ハムからFAでソフトバンクへ移籍した近藤健介選手（28）が14日、入団会見を開き、新天地での意気込みを語った。

　会見の席についた近藤は、「やっと落ち着いた日々を過ごせるなと、ホッとした気持ちがあります」と笑顔でコメント。

　移籍の決め手については「野球選手としていままで培ってきた技術、能力で勝負するのか、また、これからもっともっと成長したいと思うのか。そこを悩んだときに、もっともっと厳しい環境に身を置いて、自分を成長させたいという思いが一番強かった」と説明した。

　ソフトバンクでの背番号は、松中信彦氏や松田宣浩らが背負ってきた「3」に決まり、「伝統ある背番号だと認識していますし、その重み、プレッシャーをしっかり感じながら、ちょっとずつではありますが、自分の番号になるように努力したいなと思います」と引き締めた。

　また、来季の目標を問われると、「個人よりもチームのリーグ優勝、日本一。そこを目指してやっていきたい」と決意。「これからホークスの近藤としてファンの皆さんに『こういう選手なんだ』と思ってもらえるようなプレーを、毎日こつこつとやっていきたい」と語った。