【ソフトバンク】藤井皓哉、球団史上最高の809%昇給 育成入団時の550万円から来季5000万円でサイン 結婚も生報告

スポーツ報知

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2022.12.13(火) 11:22

4350万円増の5000万円で契約更改し、結婚していたことも発表したソフトバンク・藤井皓哉

 ソフトバンク・藤井皓哉投手が13日、ペイペイドーム内で契約更改交渉に臨み、650万円から4350万円増の年俸5000万円でサインした(金額は推定)。

 藤井は今季、四国IL高知から年俸550万円で育成入団。1年で球団史上最高となる809%の昇給を勝ち取った。さらに今年6月に広島出身の一般女性と結婚していたことも生報告。「カープを戦力外になる年からお付き合いさせてもらって、ホークス入団が決まった時に『育成契約だったけど、支配下になったら結婚してください』と伝えました。(幸せの度合いは)福岡タワーくらいです」と笑い「(昇給分は)寒くなってきたので、ユニクロに暖かい服を買いに行きたいと思います」と“庶民派”らしいコメントを残した。

 おかやま山陽高から14年ドラフト4位で広島に入団した右腕は、20年オフに戦力外通告を受け、21年は四国IL高知でプレー。ソフトバンクの3軍戦でノーヒットノーランを達成するなど高い能力を示し、今季から育成でソフトバンクに加入した。春季キャンプからアピールを続け、開幕前に支配下登録されると、150キロ台中盤の直球と落差の大きいフォークで三振を量産。次第に勝ち試合を任されるようになり、最後は“8回の男”として定着した。

 55試合で5勝1敗3セーブ、22ホールドを上げ、防御率1・12。藤本監督に「投手のMVPは藤井」と言わしめる大活躍だった。

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