【ソフトバンク】孫正義オーナーが球団スポンサーパーティーにビデオ出演「開幕から勝ちすぎて良いのかなと、余計な心配もしましたけど、余計な心配でした(笑)」

スポーツ報知

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2022.11.30(水) 18:32

ビデオメッセージを寄せたソフトバンク・孫オーナー(球団提供)

 ソフトバンク・孫正義オーナーが30日、福岡市内で行われた球団のスポンサーパーティーにビデオ出演し、来季へのリベンジを呼びかけた。

 「今シーズンは2位で終わりました。残念でしたね。同率2位ということですから、まあギリギリの最後まで1位でいけるんじゃないかと期待しておったんですけど、本当に残念でございました」。日本一に輝いたオリックスと76勝65敗2分と同率で並びながら直接対決の勝敗でV逸。球団総帥も悔しさをあらわにした。

 チームは開幕から破竹の8連勝でスタート。「開幕、連勝、連勝ということで、すごい勢いだなと。このままだと勝ちすぎて良いのかなと。そういうふうな余計な心配もしましたけど、余計な心配でしたね(笑)」とジョーク。「しかし、藤本監督も新人監督だと全く思えない落ち着いた風貌と信頼感ある采配でありました」とねぎらった。

 来季からは4軍制を導入し、120人以上の選手がし烈な1軍枠、レギュラー争いを繰り広げていく。「育成の選手層を厚くし、健全な競争の中で若い選手にどんどん勝ち上がって欲しい。またベテラン選手は健全な刺激を得ながら、より手本として頑張ってもらいたい」と競争激化に期待を寄せた。

 コロナ禍、物価高に予断を許さぬウクライナ情勢と社会、経済は目まぐるしい動きを見せている。

 「こういう世界中、いろいろな難しい政治的な問題、戦争、インフレだとか株式市場の低迷だとかある中でですね、やはりハツラツとした選手の皆さまの活躍、スポンサーの皆さまの変わらぬご支援、ファンの皆さまの応援、トータルでまわっていくものですから、本当に感謝でいっぱいであります。ソフトバンクグループとしても、さまざまな後方支援を惜しみなくやっていきたいと思っています」

 常勝軍団の構築に向け、来季も手厚いサポートを続けていく。

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