【西武】源田壮亮、5年15億円で生涯西武宣言!「すごく恩がある。ライオンズで日本一になりたい」

スポーツ報知

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2022.11.27(日) 05:50

新たに5年契約を結んだ源田壮亮は色紙に日本一としたためた

 西武の源田壮亮内野手(29)は1億1000万円増の年俸3億円プラス出来高で5年総額15億円超の大型契約を結び、生涯西武を宣言した。

 スッキリした表情で会見に臨んだ源田は「生涯ライオンズで野球をやりたい」と思いを明かした。順調にいけば来季中に国内フリーエージェント(FA)権を取得予定。その前に異例とも言える長期契約を結んだ。決め手は西武愛だった。

 「ここまで育ててもらってすごく恩がありますし、リーグ優勝はしていますけど日本シリーズに出たことがなくて、ライオンズで日本一になりたい気持ちがすごくある。何より毎日ライオンズの一員として野球をやるのが本当に楽しい」

 球団としても主将で正遊撃手の源田は不可欠な存在で、全力で引き留めに成功した。渡辺GMは「守備オンリーで取った選手。まさか(打率)2割7分台を(毎年)続けるくらい安定して打つとは私自身も思っていなかった」と成長をたたえた。その上で、「本当に残ってほしい選手なので(FA取得より)1年早めに複数年を提示した。感慨深い」と契約を喜んだ。

 長年、西武は主力選手の流失が多かった。今オフも正捕手の森がオリックスにFA移籍したが、ミスターライオンズである栗山や中村、20年オフ4年契約でFA宣言残留した増田、今オフ4年契約でFA宣言残留して副将に就任した外崎ら、球団の尽力もあり近年は生涯西武を選ぶ選手も多い。

 「僕の中でトノ(外崎)の存在は大きい。同い年。いいコンビだと、もっと言っていただけるように」と源田。松井新監督で頂点を目指すチームの大きな原動力になる。

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