【オリックス】FAの西武・森友哉と初交渉 背番号「4」「8」など提示か

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2022.11.14(月) 02:30

森友哉

 オリックスが13日、西武から国内FA権を行使した森友哉捕手(27)と入団交渉した。関係者への取材で分かった。出来高を含む4年16億円規模の条件に加えて、背番号も「4」と「8」の1ケタ番号を候補に提示したとみられる。

 FA宣言選手との交渉解禁から3日目、オリックスが水面下で動いた。10日に侍ジャパンでの戦いを終えた森と初交渉。19年に首位打者を獲得した打撃面を含め、捕手としての総合力を高く評価するオリックスは、獲得への熱意をぶつけた。

 「4」は、現代のメジャー最高捕手と評されるカージナルスのモリーナが、引退する今季までつけた背番号。森にとって、18年の日米野球で対戦し、大きな刺激を受けた存在だ。西武では「10」だった森。憧れの名捕手と同じ「4」は魅力的なはずだ。

 また、「8」はオリックスで名打者が背負った背番号。島谷金二(77~82年)、松永浩美(83~92年)、藤井康雄(93~02年)、タフィー・ローズ(07~09年)らが活躍した。

 森はオリックスの本拠地の大阪出身。小学生時代には、オリックスジュニアのチームでプレーした縁もある。国内FA権を行使した今月1日には、福良GMが「今年は相当、守りの方も成長している」と高い評価を口にしていた。

 チームの捕手では伏見の日本ハムへのFA移籍が有力に。森は西武との残留交渉も行っているが、リーグ3連覇、2年連続日本一を目指すうえで、獲得に成功すれば、間違いなく大幅な戦力アップ。森と同様に国内FA権を行使した日本ハム・近藤にも4年以上の長期契約を提示して獲得に乗り出す方向で、他球団との争奪戦に備えている。

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