【西武】3年目内野手の川野涼多が“稼頭央2世”を目指す
スポーツ報知
- ニュース
2022.11.4(金) 18:47
西武の3年目内野手、川野涼多が秋季キャンプ3日目となった4日、1軍の練習に参加した。
「いい緊張感を持ちながら成長できればいい」と川野。今季は4月30日のオリックス戦(京セラD)でプロ初安打を放つなど1軍定着のきっかけをつかみつつあったが、5月に新型コロナの陽性判定を受けた影響もあり出場は5試合にとどまった。
痛感したのが1軍選手の強じんなボディー。「体が大きくて強い」とこの秋季キャンプでは肉体改造を目標に掲げる。「体重を増やしてパワーアップもしつつ、スピードも落とさないようにしたい」と先輩の愛斗らからもアドバイスを受け、体重は3キロ増の82キロを目指す。
2軍でも指導を受けた松井新監督と同じスイッチヒッターの遊撃手。10月のみやざきフェニックス・リーグでは4試合で15打数6安打3打点。右打席で本塁打を放つなど打撃面は成長している。「監督からは守備をもっとうまくしろと言われています。守備は10割を目指せるので、試合に出られるチャンスも増える。1軍定着、レギュラーも取っていけると思います」。二塁、三塁も守れるように守備面でもレベルアップを図るつもりだ。
令和初の3冠王に輝いたヤクルト・村上は九州学院の2学年上で、オフは自主トレに帯同している。「人よりも2倍、3倍も努力する姿を高校の時から見ていました。勝ち負けにこだわっていたあたりも意識したいと思います」。内野は外崎、源田の二遊間は鉄壁。今季、育成から支配下登録された滝沢をはじめライバルは多いが、村上イズムで“稼頭央2世”を目指していく。
関連ニュース
・【西武】ドラフト5位指名の近江・山田陽翔、指名あいさつに「平良投手のような速いストレートを」
・【西武】佐藤龍世が入団会見「正直驚きが大きい」
・【西武】内海哲也2軍投手コーチ就任会見、背番号「27」から「97」に「7がついている番号がいい」
・【西武】ジャンセン、コドラドが帰国
・【西武】秋季キャンプがスタート 松井稼頭央新監督「チームプレーも含めてしっかりできれば」