日本ハムは１日、千葉・鎌ケ谷の２軍施設で建山義紀投手コーチ、森本稀哲外野守備走塁コーチの就任会見を行った。新庄剛志監督も出席。笑いを交えながら、強い期待を示した。

　会見冒頭で新庄監督は「俺が去年、監督になって欲しいと言われてすぐにオファーを出して断られました。この２人は必要だと、この２人がいないとチームはよくならない。１年間口説いて、やっとこの場所に座ってもらいました。うれしいです」と２人を歓迎。「今年１年、長いオープン戦を１年やってきたという意識なんで、本当に来年はこの２人が入ってきたことによって、優勝しか目指さない」と力強く宣言した。

　現役時代、一緒に盛り上げた森本コーチとのパフォーマンスについては「タイミングが合えば、していきたいし、しないとかするとか、俺たちいつもじゃあやろうかって感じで。選手にもやらせていいと思うんですよね。タイミングですかね」と意欲。三塁コーチャーにも指名された森本コーチは「しっかり伝達することを心がけたい。顔に出さないように。エッと言うサインばっかりだったので。“練習しとけ”と言われたんですけど、どこで練習するんですか」と笑わせた。

　建山コーチについては「一番期待しているのは、どのポジションにどのピッチャーが入ってくるのか。楽しみです」。さらに「中４日野球したい」というオーダーを出し、建山コーチは「球数に余裕があれば」と慎重に回答。「正直な感想ですけど、新庄さんの下でやるピッチングコーチは大変やと思うんですよね」と苦笑した。それでも「しっかりコミュニケーション取りながら、自分の意見もしっかり言って、最後決めるのは監督ですけど、自分の意見もしっかり監督とディスカッションしながら、いい投手陣を作りたいと思います」と語った。

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