堅守オリックス、完封リレーで3連勝&王手 山﨑福5回0封、杉本が意地のV打

ベースボールキング

  • ニュース

2022.10.29(土) 21:47

6回に先制打を放ちガッツポーズするオリックス・杉本 (C)Kyodo News

【SMBC日本シリーズ2022第6戦】
● ヤクルト 0 - 3 オリックス ○
<10月29日 神宮>

 オリックスは今シリーズ2度目の完封勝利。3連勝で対戦成績を3勝2敗1分けとし、26年ぶり5度目の日本一へ王手をかけた。

 投手陣の力投と野手の堅守が光った。中5日で先発した山﨑福は、小気味良い投球で5回1安打無失点の快投。3回は中堅・中川圭、4回は左翼・吉田正がヒット性の飛球を好捕するなど、バックも堅い守りで左腕を盛り立てた。

 リードを奪った6回以降は宇田川、平野佳、山﨑颯、ワゲスパックが1イニングずつ無失点。1-0で勝利した第4戦(京セラD大阪)以来の完封リレーで、山﨑福は日本シリーズ初白星、ワゲスパックは今シリーズ2セーブ目(1勝)を挙げた。

 打線は6回、1番に抜擢された太田の左前打を口火にチャンスを作ると、二死二塁で4番・吉田正は敬遠。一、二塁となり、5番・杉本が意地の右前適時打を放ち先制した。

 9回は無死一塁で7番・紅林の投犠打がヤクルト・マクガフの一塁悪送球を誘うと、ボールがファウルグラウンドを転々とする間に一走・安達が一気に2点目の生還。さらに一死三塁で、代打・西野が右犠飛を放ち3点目を奪った。

記事提供:

ベースボールキング