【オリックス】「山本由伸不在ローテ」第7戦宮城大弥、第8戦山岡泰輔 ともに中4日

スポーツ報知

  • ニュース

2022.10.29(土) 07:00

 オリックスが「由伸不在ローテ」を用意した。第6戦の結果次第で再編する可能性もあるが、第7戦は宮城、第8戦は山岡を先発として準備させる見通しだ。

 22日に第1戦で左脇腹を痛めたエースの山本は回復を優先しており、26日に軽いキャッチボールを行っただけ。この日、チームとともに東京入りしたが、シリーズ開幕前に予定されていた29日の第6戦を回避し、代わりに山崎福が中5日で先発する。吉田正の劇的なサヨナラ2ランで2勝2敗1分けの五分とした第5戦の後、中嶋監督は山本の起用について「誰も何も言ってないもん。行くも行かないも言ってないもんね」と煙幕を張ったものの、シリーズ最後まで間に合わないことを想定。エースを欠く中での最善ローテを組んだ。

 第7戦先発が予想される宮城はプロ3年間で中4日は未経験。神宮ではオープン戦も含めて登板したことがない。第6、7戦を連勝しての日本一が理想だが、第8戦までもつれた場合には山岡が待機。神宮では19年交流戦で1度だけ登板(5回4失点で先発勝利投手)したが、中4日はプロ6年目で初となる。

 過酷な強行軍だが、オリックスには頼れるリリーフ陣がいる。1―0で完封勝利した第4戦は宇田川と山崎颯がともにイニングまたぎの力投。第5戦はベンチ入りもさせずに、休養を与え、第6戦以降のフル回転の準備を整えた。昨年からのシリーズ11試合で先発投手の白星がない(3敗)。今シリーズの先発投手の最長イニングは第3戦・宮城の5回1/3。だが、これまで同様の早めの継投で、日本一へのあと2勝をもぎとっていくとみられる。総力を尽くした先に、96年以来の栄冠が待っている。

関連ニュース

【写真】左脇腹違和感で降板…直後の山本由伸の表情
【衝撃】6億円→3500万円…通算5億6500万円の減額は球界最大幅
【写真】“美人すぎる売り子”がビキニになった
【オリックス】年俸一覧 山本由伸は…
西武・辻監督、森友哉に激怒「許されることではない」

記事提供:

スポーツ報知