【日本ハム】ドラフト6位の日本製紙石巻・宮内春輝「直球MAX155キロ、平均150キロ目指す」

スポーツ報知

  • ニュース

2022.10.29(土) 05:00

新球場が描かれたタオルを手に笑顔の日本製紙石巻・宮内

 日本ハムからドラフト6位指名された日本製紙石巻の宮内春輝投手(26)が28日、宮城県石巻市の同社施設で大渕隆GM補佐兼スカウト部長、白井康勝スカウトから指名あいさつを受けた。ドラフトがあった20日以降も実感がわかなかった宮内は「プロ野球選手という肩書きができるので自覚を持って行動していきたい」と気を引き締めた。

 社会人4年目で初めてNPB球団から調査書が届いた遅咲き右腕。昨年7月からウェートトレーニングを継続し球速は5キロもアップ。横手投げから繰り出されるMAX152キロの直球を武器に打者をねじ伏せるのが魅力。「自分らしくストレートでガンガン押していけるピッチャーになれれば」と意気込む。

 社会人2年目から白井スカウトも注目していた。今年のJABA北海道大会(6月)から9月にかけてメキメキと実力をつけ「ボールの強さ、変化球の球種も増えゲームに使えるレベルまで上がった」。大渕スカウト部長も素質に魅力を感じ、「細身に見えるけど肉の付き方も良く、強さと柔らかさを両方持っている」と身体能力にも太鼓判を押す。

 プロ1年目の目標はもちろん開幕1軍。キャンプ始動までに体を鍛え上げ「MAX155キロを目標に平均150キロ投げられれば」と球速アップを図っていく。小学生のときから憧れだった夢の舞台で「セットアッパーやクローザーで自分らしさを出していけたら」と躍動していく。

(山崎 賢人)

 ◆宮内 春輝(みやうち・はるき)1996年5月25日、千葉県旭市生まれ。26歳。吉田小3年時に吉田スポーツ少年団で野球を始める。八日市場二中時代は硬式の九十九シニアでプレーし、多古高に進学。明星大を経て19年に日本製紙石巻に入社。同年に七十七銀行(宮城)の補強選手として都市対抗野球に出場し、全国デビューした。176センチ、55キロ。右投右打。血液型はAB。家族は母と妹。

関連ニュース

杉谷拳士の「前進会見」がトレンド入り インスタグラムの投稿にりんたろー。や宮市亮らエール
【日本ハム】杉谷拳士「すてきなお言葉ありがとうございます」ベルーナドーム恒例イジりにも感謝
【日本ハム】杉谷拳士が“前進会見” 栗山前監督がサプライズ登場で涙
【日本ハム】ドラフト2位の富士大・金村尚真、沖縄から岡山、岩手、北海道と北上野球人生
【日本ハム】ドラ2富士大・金村尚真「プロ一本で頑張ってきました」

記事提供:

スポーツ報知