オリックス・比嘉、チーム救う好救援 同点のピンチで好調オスナを併殺斬り

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2022.10.27(木) 20:37

オリックス・比嘉幹貴 [写真=北野正樹]

◆ 前夜好リリーフの山﨑颯&宇田川はベンチ外

 オリックスの比嘉幹貴投手(39)が27日、ヤクルトとの「SMBC日本シリーズ2022」の第5戦(京セラD大阪)に救援登板。一死一、三塁のピンチを併殺で切り抜ける好リリーフを見せた。

 オリックスは先発・田嶋が4回まで2失点。打線は4回裏、8番・紅林、9番・若月の連続適時打で2-2の同点に追いついた。田嶋は5回もマウンドに上がったが、先頭から安打と四球で無死一、二塁のピンチ。ここで迎えた4番・村上を一ゴロ併殺に仕留めたかと思われたが、一塁ベースカバーに入った際、3-6-1と転送された送球を痛恨の捕球ミス。打者走者の村上は一塁セーフとなり、一死一、三塁とピンチは続いた。

 ここで中嶋監督は2番手・比嘉にスイッチ。ベテラン右サイドハンドはこのシリーズ好調の5番・オスナを決め球のスライダーで遊ゴロ併殺に仕留め、本拠地ファンの喝采を浴びた。オリックスはこの試合、前夜の第4戦でともにリリーフで複数イニングを投げていた山﨑颯&宇田川がベンチ外。まさにチームを救う大仕事だった。

 直後の5回裏、オリックスは4番・吉田正がソロ本塁打を右中間へ運び3-2と逆転に成功。比嘉の火消しに主砲がバットで応えた。

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