オリックス反撃の完封勝利で1勝2敗1分け 宇田川&山﨑颯が好救援、杉本V打

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2022.10.26(水) 22:07

6回のピンチを切り抜け笑顔を見せるオリックス・宇田川。捕手・若月 (C)Kyodo News

【SMBC日本シリーズ2022第4戦】
○ オリックス 1 - 0 ヤクルト ●
<10月26日 京セラD大阪>

 オリックスは投手陣が踏ん張り完封勝利。今シリーズ4戦目で初勝利を挙げ、対戦成績を1勝2敗1分けとした。

 先発の山岡は初回、自らの失策絡みで無死一、二塁のピンチを招くも、中軸をキッチリと封じ無失点スタート。2回以降も毎回ランナーを背負ったが要所を締めた。1点リードの5回は一死から1番・塩見に中堅フェンス直撃の三塁打を許すと、中嶋監督は早くも投手交代を決断。火消しを託された宇田川は一死三塁の大ピンチを連続三振で切り抜け1点リードを死守した。

 6回も続投した宇田川は一死一、三塁のピンチを招くも、7番・サンタナを3球三振に仕留めたあと、最後は8番・中村を153キロの直球で空振り三振斬り。2イニングで4つの三振を奪いゼロを並べた。

 7回からは3番手の山﨑颯が、最速159キロを計測するなど力強い救援で2イニングをパーフェクト。9回はワゲスパックが無死二塁のピンチを無失点で凌ぎ、宇田川は日本シリーズ初勝利、ワゲスパックは同初セーブを挙げた。

 打線は昨年に続きヤクルト先発・石川に苦しめられたものの、3回に6番・杉本が左前適時打を放ち先制。追加点は奪えなかったが、投手陣が虎の子の1点を守り抜いた。

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