山本由伸、5回途中4失点で緊急降板 今季初の1試合2被弾、日本S初勝利ならず

ベースボールキング

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2022.10.22(土) 20:44

3回に勝ち越しソロを浴び茫然とするオリックス・山本 (C)Kyodo News

◆ 2年連続タイトル4冠、満を持して初戦先発も…

 オリックスの山本由伸投手(24)が22日、ヤクルトとの「SMBC日本シリーズ2022」第1戦に先発登板したが、アクシデントに見舞われ5回途中4失点で緊急降板した。

 昨年に続き日本シリーズ初戦を託された右腕。その立ち上がり、先頭の塩見に左前打を許すと、二死後、4番・村上にはストレートの四球を与え一、二塁のピンチを招いた。5番・オスナには3球目のカーブを三塁線へ弾き返されると、ライン上を襲ったゴロはフェア判定。これが2点適時二塁打となり先制された。

 直後に味方打線がすかさず2-2の同点に追いついたが、3回は塩見に中越えソロを浴び3失点目。4回はオスナに高めに浮いたカットボールを左中間席へ運ばれた。山本の1試合4失点は、6回4失点でレギュラーシーズンで最後の黒星(5敗目)となった7月16日の楽天戦(楽天生命パーク)以来。1試合2被弾は今季初となった。

 2点ビハインドの5回は、先頭の代打・キブレハンに3球投じたあと、自ら異変を訴える形でベンチ裏へ。そのまま2番手・比嘉が告げられ緊急降板となった。

 山本は4回0/3で64球、2被弾含む4安打4失点の登板結果。昨年の日本シリーズは第1戦で6回5安打1失点、第6戦で9回6安打1失点と好投するも、いずれも白星なし。同シリーズ3度目の先発も、初白星はつかめなかった。

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