ソフトバンク・黒瀬健太内野手が２２日、ペイペイＤ内の球団事務所で戦力外通告を受けた。

　「まだ２５（歳）で体も元気なので、取ってくれる球団があれば、そこで全力で頑張りたいと思います。今年は支配下になれて、自分の中でも打撃の部分で手応えがあることが多かったシーズンなので、そんな簡単に諦められない気持ちがありますね」

　初芝橋本高（和歌山）から１５年ドラフト５位で入団。高校通算９７本塁打の大砲候補として期待されたが、１８年オフに戦力外となり、育成選手として再契約。今年７月に支配下“復帰”を果たし、プロ初出場、初安打、初打点をマークしたが、７試合で打率１割６分７厘、１打点だった。

　昨オフは２年連続で巨人・中田翔に弟子入りした黒瀬。「自主トレで中田翔さんのところにお世話になって、本当にいろいろたくさん教えていただいて。結果が出て支配下登録されることになったりしたので。手応えというか、自信は今までよりつきました。（中田には）一回昨日連絡して、『また今日の話の後に連絡して』と言ってもらいました」と話した。

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