◆２０２２年　プロ野球ドラフト会議　Ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ　ｂｙ　リポビタンＤ（２０日）

　サプライズ指名となった。日本ハムがドラフト３位でメッツ傘下３Ａシラキュース・加藤豪将内野手（２８）を指名。シーズン中から興味を示していた新庄剛志監督（５０）は「矢沢君と僕の希望であった加藤君が、加藤君はこれから交渉なんですけど、指名して無事終えて良かった」と安どした。

　メジャー経験者では、過去にマイケル中村や多田野（現２軍投手コーチ）を指名していたチーム。加藤について指揮官は「左投手に対して強い。左投手を打てるのはセンスになってくる」と、評価ポイントを説明した。

　交渉は「ニューヨークには行かない」と笑ったが、「加藤君自身が僕のメジャー１試合目、一塁から二塁にタッチアップした場面を見て、すごいなって思ってくれたみたいで。だから僕の下で野球をしたい気持ちがあることは聞きました。（交渉は）自信しかない」とうなずく。入団となれば来春キャンプ１軍スタートも「そらそうでしょ。江越君もすごい見たいけど、加藤君も見たい。矢沢君も見たい」と、確約を明言した。（田中　哲）

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