【ドラフト】西武1位の早大・蛭間拓哉「行きたい球団だった」

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2022.10.20(木) 18:14

西武がドラフト1巡目で早大・蛭間拓哉を指名。記者会見で「Lポーズ」(カメラ・橋口 真)

◆2022年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(20日)

 西武から1位指名を受けた早大・蛭間拓哉外野手が、西東京市の早大東伏見キャンパスで会見した。

 学生服で会見場に姿をみせた蛭間は「一番行きたい球団だったので指名していただいてうれしく思います。打線がすごいチームだという印象があります。本当に小さい時から目標であったプロ野球選手になるために、一番最初に見に行った球場が西武ドーム。こうやって西武さんから指名していただいてうれしく思います」と笑顔をみせた。事前に1位指名を公表されていたとはいえ指名が実現して「ホッとしたというか、行きたい球団だったのでうれしく思います」と息をついた。

 蛭間はここまで東京六大学リーグで現役最多の12本塁打を放っているアマ球界屈指の強打の外野手。小学生時代はライオンズジュニアでプレーするなど、縁のある選手といえる。渡辺GMは「走・攻・守そろっている選手。打撃も広角に打てるバッター。右にも左にもしっかりしたスイングで強い打球が打てる。肩、足も大学生の中で高い能力。常に全力プレーする選手でずっと見ていました」と高く評価している。

 今季、西武の外野陣はオグレディが123試合、愛斗が121試合に出場。金子、川越、鈴木らも健闘したがケガ人、コロナの影響もあって固定できなかった。2割2分9厘でリーグ6位だったチーム打率を引き上げるためにも、打力のある即戦力野手の獲得は急務だった。「今年のライオンズの一つのウィークポイントにあてはまる選手。競争の中に入ってもやっていける選手」と同GM。松井新監督も「非常に楽しみ。ライオンズを背負ってくれる選手になってくれることを楽しみにしています」と期待をかけていた。

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