ソフトバンク・藤本博史監督（５８）は１９日、都内でスカウト会議に出席し、海外ＦＡ権を行使し、メジャー挑戦が決定的な千賀滉大投手（２９）に代わる即戦力の指名を要求した。「１軍ですぐ使える投手というところで、前もってお願いしています。今年のオリックスを見ても、投手陣がまとまっているチームは強い」と力説した。

　指揮官が「今宮の後、いける。足の運びがうまいし、遠くに飛ばすことができる」と太鼓判を押す誉のイヒネ・イツア内野手（１８）の１位指名は公表済み。２位以下で富士大・金村尚真投手（２２）、鷺宮製作所・小孫竜二投手（２５）らを狙うことになりそうだ。藤本監督は「映像見たらみんな使いたいなと思う投手ばかり。バランス的には左投手が欲しいけど、そのへんは編成の戦略もあるからお任せしています」とポスト千賀の台頭を望んだ。（表　洋介）

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