「改めて強さを証明した」“中嶋イズム”浸透したオリックスに解説陣から賛辞

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2022.10.16(日) 06:29

CSファイナル第4戦、サヨナラ打を放ったオリックス・中川圭と祝福するナイン[写真=Rinco]

【パCSファイナルステージ第4戦】
○ オリックス 3x - 2 ソフトバンク ●
<10月15日 京セラD大阪>

 パ・リーグ王者のオリックスが『2022 パーソル クライマックスシリーズ パ』ファイナルステージの第4戦をサヨナラ勝ちで制し、2年連続となる日本シリーズ進出を決めた。

 激戦を勝ち抜けリーグ連覇を成し遂げたオリックス。15日のシリーズ第4戦も最終盤までもつれる接戦だった。4回に4番・吉田正尚の特大2ランで先制すると、打球直撃の影響もあり4回無失点で降板した山岡泰輔はじめ、投手陣が粘りの継投を披露。3番手・山﨑颯一郎が7回に2ラン被弾し同点とされたが、2-2で迎えた9回、相手クローザーのリバン・モイネロを攻め立て、最後は3番・中川圭太がサヨナラ適時打を放ち決着をつけた。

 同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の五十嵐亮太さんは、「打つべき人が打って、抑えるべき人が抑える。オリックスは中嶋監督が(試合後のインタビューで)『タフな試合』と言っていましたけど、このタフな試合に慣れている選手が多いなという印象を受けた」と話し、「中嶋監督がどういう野球をやりたいかというのを選手一人ひとりがしっかり理解していて、それを結果としてプレーに出せるというチーム作りができている。だからこそこういった接戦でも勝ってこれるのかなと思いましたね」と分析。

 中嶋監督率いるオリックスの“勝負強さ”にも言及し、「(監督の)勝負勘だったり読み。去年もそうなんですけど、これに選手が応えられるというのは、日頃から常にやり続けていないとできない。(オリックスは)短期決戦もミスなく戦い抜くことができたので、改めて強さを証明したんじゃないのかなと思います」とCSを突破した戦いぶりを振り返った。

 また、同じく番組に出演した松中信彦さんは「監督も選手も昨年の優勝がすごく自信になっていると思う。だからこういうタフな試合を勝ちきれる。去年の経験というのが活かされていると感じますね。個々のやるべき仕事というのが何なのか皆が把握している。やっぱり強いですよ」と、古巣ソフトバンクを上回った王者の完全優勝に賛辞を送っていた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』


【動画】オリックスが劇的CS突破!ファイナル第4戦のハイライト


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