4回降板でも光ったオリックス山岡の快投 松中氏「思いが伝わってくる投球だった」

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2022.10.16(日) 06:44

オリックス・山岡泰輔[写真=Rinco]

【パCSファイナルステージ第4戦】
○ オリックス 3x - 2 ソフトバンク ●
<10月15日 京セラD大阪>

 パ・リーグ王者のオリックスが『2022 パーソル クライマックスシリーズ パ』ファイナルステージの第4戦をサヨナラ勝ちで制し、2年連続となる日本シリーズ進出を決めた。

 先発の山岡泰輔は4回途中に周東佑京のピッチャー返しを左足に受けた影響もあり、4イニング・51球での降板となったが、約1年半ぶりの対戦だったソフトバンク打線を相手に2安打無失点の好投を披露。レギュラーシーズン後半戦は打ち込まれる試合もあったが、初のCS登板で3回まで打者9人をパーフェクトに抑えるなど、大一番でチームの勝利に貢献した。

15日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した五十嵐亮太さんは、「とても良かったと思います。すべてのボールがコントロールできていたし、キレもあった。なかなかソフトバンク打線も的を絞れなかったのではないかと思います」と山岡の投球を振り返った。

また「“絞れない”というのは若月選手のリードもあった。インコースに投げるボールがポイントで決まっていた」と女房役の好リードにも言及しつつ、「インコースというのは投手からしたら“投げミス”が怖いボールでもあるんですが、すべての投手において“投げミス”がなかった。それくらいインコースをしっかり投げるという全体的な意識が伝わってきた」と、リードに応えた山岡を始めとしたオリックス投手陣を称賛した。

また、同番組に出演した松中信彦さんも「今日はまっすぐも変化球も有効的に使えていた。今日にかける思いというのが初回から伝わってくるような投球だった。(打球が)足に当たらなかったらもう1イニングくらいはいけた。それくらい素晴らしいピッチングだった」と好投した山岡に賛辞を送った。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』


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