◆２０２２　パーソル　クライマックスシリーズ　パ　最終Ｓ第４戦　オリックス３×―２ソフトバンク（１５日・京セラドーム大阪）

　２年連続の日本シリーズ進出に王手をかけて第４戦を迎えたオリックス。２－２の９回２死二、三塁で中川圭太が、守護神・モイネロから左前へサヨナラ打を放った。

　４回無死一塁で吉田正が相手先発・和田から特大の２ランを放ち、好スタートを切った。

　先発の山岡は４回１死で周東の打球が左脚に直撃し治療のため一度ベンチに下がった。再びマウンドに戻ると、柳田に右前打を許して一、三塁で最後はデスパイネを中飛に抑えた。右腕は４回２安打無失点で交代。２番手の宇田川が２イニングを完全投球の好リリーフで２点のリードを守った。

　７回からは３番手に山崎颯が登板。１死一塁、打者デスパイネに対しての３球目で球団最速となる１６０キロを計時した。だが、５球目の１５７キロを左中間席へ運ばれ同点に追いつかれた。

　２―２の８回２死から吉田正、杉本が四球で出塁し、安達は右前打で満塁のチャンスを作った。だが、代打・西野は左飛に倒れた。

　オリックスは２２日からヤクルトと日本シリーズで対戦する。第１、２戦はセ・リーグ本拠地の神宮で開催。昨年は２勝４敗で敗れており、試合後の場内インタビューで中嶋監督は「何とかやり返したい」と日本一を誓った。

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