【ソフトバンク】反撃の1勝 千賀滉大が7回途中無失点で日本シリーズに望み 野村勇が球団新人初のCSアーチ

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2022.10.14(金) 21:06

7回を無失点で切り抜けたナインを迎える千賀滉大(カメラ・岩崎 龍一)

◆パーソル クライマックスシリーズ パ 最終S第3戦 オリックス0―3ソフトバンク(14日・京セラドーム大阪)

 ソフトバンク・千賀滉大投手が7回途中まで3安打無失点の快投で白星を挙げ、アドバンテージを含めてオリックスとの対戦成績を1勝3敗とした。

 立ち上がりから飛ばした。初回2死から中川圭に右前安打を浴びたが、吉田正を二ゴロに料理。3回にはこの日最速の161キロをマークするなど、1死から杉本、頓宮を連続三振に仕留めた。7回に先頭・中川圭にヒットを許したところで、トレーナーが駆け寄って降板。故障が心配される中、ベンチの最前列で声を張り上げ、松本が1死二、三塁のピンチを無失点で切り抜けると、両手をたたいて出迎えた。

 8回は藤井、9回はモイネロと自慢の救援陣がリードを守ってバトンをつないだ。

 攻撃陣は初回無死二塁から周東の犠打を田嶋が一塁に悪送球。この間に二塁走者の三森が生還し、先取点を奪った。さらに1死三塁からデスパイネが中前にポトリと落ちる適時打で追加点を奪った。

 その後は5回に周東のスクイズ失敗など拙攻が響いたが、7回1死から野村勇が右翼席にソロアーチ。17年の阪神・大山、球団では新人初となるCS弾でリードを3点に広げた。

 シーズン終盤から続いていた京セラドームでの連敗も5でストップ。日本シリーズ進出に望みを残した。

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