【ソフトバンク】リチャード2三振などオーダー変更裏目で崖っぷち 京セラDはシーズン終盤から5連敗

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2022.10.13(木) 21:29

8回1死、空振り三振に倒れる柳田悠岐(投手・ジェイコブ・ワゲスパック、捕手・伏見寅威) (カメラ・豊田 秀一)

◆パーソル クライマックスシリーズ パ 最終S第2戦 オリックス4―3ソフトバンク(13日・京セラドーム大阪)

 ソフトバンクが接戦を落とし、アドバンテージも含めて0勝3敗となり、オリックスに日本シリーズ進出王手をかけられた。第1ステージで連勝を飾り、大阪に乗り込んできたが、4連勝しか許されない状況となった。

 初回に先頭・三森が右翼戦二塁打で出塁し、1死一、三塁からデスパイネの併殺崩れの間に先取点を奪った。その裏に杉本の遊撃内野安打で同点に追いつかれたが、3回に柳田が1死一塁から右翼戦への適時二塁打。「とにかく(一塁走者の)周東が速かった。周東ありがとう!」。勝ち越しに成功したものの、その裏に再び板東が西野に中犠飛を許し、同点に追いつかれた。

 5回には2番手・大関が先頭・吉田正に左前安打を浴びると、1死二塁から杉本に2ランを浴び、勝ち越しを許した。

 チームはこの日、宮崎でフェニックス・リーグに参加していたリチャードを昇格させ「7番・一塁」で起用。前日(12日)に2安打を放った中村晃に代えてまでスタメンに置いたが、2打席連続三振。6回には宇田川からデスパイネの内野安打と今宮の四球で無死一、二塁としたが、牧原大が左飛。リチャードの代打・中村晃も左飛で、続く代打・グラシアルも空振り三振に倒れた。9回には1点を返したが、反撃もそこまでだった。

 前日(12日)にポストシーズンの連勝が18で止まってから、痛恨の連敗。今季、3勝10敗と大きく負け越した京セラドームで、シーズン終盤から5連敗となった。鬼門を克服できぬまま、崖っぷちに立たされた。

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