西武、2018年からソフトバンクにCS9連敗…今井4回5失点KO、大敗で終戦

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2022.10.9(日) 17:19

ベンチで話す西武の辻監督(右)と松井ヘッドコーチ (C)Kyodo News

【パCSファーストステージ第2戦】
○ ソフトバンク 8 - 2 西武 ●
<10月9日 PayPayドーム>

『2022 パーソル クライマックスシリーズ パ』のファーストステージ第2戦が行われ、3位の西武は敵地で2位のソフトバンクに2連敗を喫し、ステージ敗退が決まった。

 第2戦を託された先発・今井が痛恨の一発を食らった。3回、2つの四球と死球で二死満塁のピンチを招き、打席には前日も貴重な3ランを放っている4番・柳田。1ストライク後の低めスライダーを振らせたが、上手くすくい上げられた打球は右翼ホームランテラスに飛び込む先制グランドスラムとなった。

 4回は9番・甲斐に右前適時打を許し5失点目。6回5失点だった第1戦先発の髙橋同様、今井も柳田に痛恨の一撃を食らい4回4安打5失点でノックアウトされた。

 7回以降は今季チームを支えてきたリリーフ陣が失点を重ね計8失点。打線は9番・金子の適時二塁打、4番・山川の右越えソロの2得点に終わった。

 今季も短期決戦を勝ち抜くことができず、これでクライマックスシリーズ(CS)は2018年のファイナルステージ第3戦以降、すべてソフトバンク相手に悪夢の9連敗(優勝アドバンテージ除く)。辻監督は2017年の監督就任以降、CSでの通算成績は2勝12敗。今年も日本シリーズに駒を進めることはできなかった。

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