大阪市スポーツ応援事業「ＯＳＡＫＡ　ＳＰＯＲＴＳ　ＧＲＯＯＶＥ」のプロジェクト開幕式が、３日、大阪市役所内で行われ、登壇した松井一郎大阪市長が、前夜にリーグ２連覇を決めたオリックスのＶパレード開催を約束した。

　プロジェクトでは、大阪市内にホームを構える７チームと大阪市が１つのチームとなり、スポーツで大阪を盛り上げるため、様々な事業を展開していく。松井市長は「コロナでスポーツ観戦ができず非常に寂しい思いをされて、いよいよコロナも少し状況が落ち着いてきたので、スポーツをスタジアムで観戦していただいて、元気をつけてもらいたい。それにより、各チームが盛り上がり、大阪を勇気づけてもらいたい」と開幕を宣言した。

　開幕式には、オリックス・バファローズ、セレッソ大阪、ＪＴマーヴェラス、クボタスピアーズ、ＮＴＴドコモレッドハリケーンズ大阪、大阪エヴェッサ、サントリーサンバーズの代表者とマスコットが登壇。ゲストで登場したお笑い芸人・ミルクボーイの紹介のもと、プロジェクトへの意気込みを述べた。

　２日夜に、大逆転Ｖを決めたオリックスからは、小川博文ジュニア監督とバファローベルが登壇。小川ジュニア監督は「（優勝は）みなさまの絶大なるご声援があったからこそ。日本一になるために、２つの山を越えなければならない。是非、京セラドームに足を運んで、ご声援のほどよろしくお願いします」と呼びかけた。

　優勝を決めた直後に、自身のツイッターで「今年こそリアルな御堂筋パレードを準備しています」とツイートした松井市長は「始球式（８月１０日・楽天戦）の時に、１１月３日は空けとくよとオリックスの関係者、選手、ファンの皆さんにお約束をしたので。これが実現できる結果を昨日作ってもらって非常に興奮しています」と笑顔。Ｖパレード開催に関し「やります。約束ですから」と宣言した。

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