ソフトバンク、サヨナラ負けでM1のまま パ優勝の行方は最終143試合目へ

ベースボールキング

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2022.10.1(土) 21:48

ソフトバンク・千賀 (C) Kyodo News

○ 西武 3x - 1 ソフトバンク ●
<25回戦・ベルーナドーム>

 ソフトバンクはサヨナラ負けでマジック「1」のまま。パ・リーグ優勝の行方は、全球団がシーズン最終戦となる2日の143試合目にもつれ込むことになった。

 ソフトバンク打線は西武先発・松本の前に7回まで無得点。8回も小刻みな継投に封じられた。それでも土壇場9回、西武守護神・増田から、4番・柳田が23号ソロを左翼席へ運び同点。前日の楽天戦(楽天生命パーク)の右翼守備で負傷交代した主砲は、この試合3安打1打点と気を吐いた。

 先発の千賀は3回までパーフェクト。しかし両チーム無得点で迎えた4回、一死から連打と四球で満塁のピンチを招くと、5番・栗山に中前適時打を許し先制された。それでも、続く満塁のピンチで連続三振斬り。5回以降は再びゼロを並べたが、打線の援護なく12勝目の権利は得られなかった。

 柳田の23号ソロで9回に追いついたが、延長戦突入後は追加点を奪えず。同点のままでも優勝決定だったが、11回裏に5番手・藤井が4番・山川にサヨナラ2ランを浴びた。

 この結果、ソフトバンクのマジックは「1」のまま。試合のなかった2位・オリックスとのゲーム差は「1」に縮まった。

 2日の最終戦は、ソフトバンクがZOZOマリンでロッテ、オリックスは楽天生命パークで楽天と対戦。ソフトバンクは勝利か引き分けなら、オリックスの結果に関係なく優勝。負けてもオリックスが楽天に敗れれば2年ぶりのVとなる。ソフトバンクが敗れオリックスが勝利すれば、オリックスが2年連続のリーグ制覇となる。

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