【ロッテ】佐々木朗希「二盗、三盗いかれたのは僕の責任」6回2安打1失点で10勝目ならず チームは3連敗

スポーツ報知

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2022.9.26(月) 23:04

5回1死三塁、ワイルドピッチで先制を許した佐々木朗希

 ◆パ・リーグ ソフトバンク2―1ロッテ(26日・ペイペイドーム)

 ロッテの先発・佐々木朗希投手がレギュラーシーズン最終登板に臨み、6回2安打1失点で10勝到達を逃した。チームは8回に勝ち越しを許し、3連敗で3位・西武に3ゲーム差となり、27日にもCS進出の可能性が消滅する。

 「打ち合わせもしっかりして、ヒットも少なくしながらいい配球でつなげられた。二盗、三盗いかれたのは僕の責任だと思うので、そこはしっかり修正して、その中で良い形で攻められたかなと思います」。

 この日は4回まで走者を出しながらも無失点と粘りの投球を見せていたが、両軍無得点の5回に先頭の三森に死球を許すと二盗、三盗を決められ1死三塁に。続く牧原を空振り三振に打ち取ったがワンバウンドとなり捕手・松川がはじいて三塁走者が生還(記録は暴投)し先制点を許した。チームは6回に同点に追いつき、朗希は6回を3者凡退に抑えたが、球数は97球。6回2安打1失点、最速は160キロで降板した。

 チームは8回に東條が今宮に勝ち越し打を許し、ソフトバンクに3連敗。打線は3試合で1得点と貧打に泣いた。

 これが今シーズン最終登板と見られる朗希は「10勝はできたらよかったけど別にそこを大事にしてるわけではない。自分の中でいろいろ目標とか、大事にしてるところをできればいいと思うし、その結果が勝ち星になってくれれば。去年より今年の方が投げられてるし、今年より来年の方が投げれると思う。そこはトレーニングしながらだけど1年間戦った上で得られた収穫だったと思います」と振り返った。

 井口監督も「夏場にはマメで離脱もあったけどこうやって130イニング近く放れた。課題もいっぱい出てきたシーズンだったと思うので、来年以降10勝以上して、本当に(オリックス)山本と投げ合わなくちゃいけないと思うのでしっかりとローテ守って体力もつけていかなくちゃいけないと思う」とさらなるレベルアップを期待した。

 だがチームはソフトバンクに3連敗。3位・西武に3ゲーム差とCS進出はますます厳しい状態にとなるが、全力を尽くしていく。

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