ロッテ、CS進出に望みつなぐ逆転勝ち 中村奨12号同点弾、髙部V打&好走生還

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2022.9.23(金) 22:50

10回に決勝打を放ちガッツポーズを見せるロッテ・髙部 (C)Kyodo News

● ソフトバンク 3 - 6 ロッテ ○
<21回戦・PayPayドーム>

 5位のロッテが逆転勝利。3位・楽天とのゲーム差は1.5となり、残り7試合での逆転CSへ望みをつないだ。

 ロッテは1点を追う土壇場9回、3番・中村奨が12号ソロを左翼席へ運び同点。延長10回は一死一、二塁の好機で、1番・髙部が右中間突破の2点適時三塁打を放ち5-3と逆勝ち越した。さらに一死三塁で、続く角中の打球は前進守備の二塁後方を襲う飛球。二塁手の三森が背走しながらキャッチすると、捕球体勢を見た三走・髙部は迷いなく本塁へ滑り込み「打点付きの二飛」で6点目を奪った。

 投げては9回からリリーフした6番手のオスナがイニングまたぎの力投。右腕は危なげなく最後の6アウトを奪い4勝目(0敗9セーブ)をマークした。

 ヒーローインタビューに応じた髙部は、殊勲打について「大事な場面で一本打ててよかったと思っています。前の打席でチャンスで凡退していたので、ここで打ってオスナに勝ちを付けたいと思っていました」とコメント。そのあとのタッチアップ生還については「セカンドの体勢も悪かったので、カク(角中)さんの打点にもしたいなと思ってしっかり走りました」と振り返った。

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