【ソフトバンク】藤本博史監督、2度の満塁しのいでM8「ドキドキしました。野球見れられんかった」一問一答

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2022.9.20(火) 21:55

投手交代を告げる藤本博史監督(カメラ・池内 雅彦)

◆パ・リーグ 日本ハム1―3ソフトバンク(20日・札幌ドーム)

 ソフトバンクが連敗を3で止め、マジックを8に減らした。打線が柳田の21号ソロ、牧原大の適時打などで3点を挙げると、投手陣は先発・石川から7人の継投で日本ハム打線の反撃を1点にとどめた。藤本博史監督は6回1死満塁で津森、7回2死満塁で泉がそれぞれ1球でしのいだ場面を振り返り、胸をなで下ろした。以下は一問一答。

―楽な試合はない

「楽な試合なんかないわ。ほんましんどいわ。1試合取るの。こんなしんどいと思わんかった」

―先取点が大きかった

「そうやね。先にね。向こうのエラーからやけどね。その後、柳田がすぐにホームラン打って、牧原大のタイムリーが出て。3点リードしてだいぶ楽になったんやけど、ここの選手(日本ハム)は一発持っている選手も多い。もうヒットのランナーはいいけど、四球のランナーは何とかこう、少なくしないと。うち12球団でNO1やからね。四死球の数はね。そういうのを減らしていかないと。逆にしんどくなるから。中継ぎよく投げているんですよ。本当によく頑張ってくれているんですよ。よく頑張ってくれているから、もっと楽にいけるんじゃないかな。四球をもっと少なくするのがテーマかなというふうに思いますね」

―石川の6回途中の交代は中5日というのもあった

「5回で代えようと思っていたけど、球数的にもう1回ぐらいいけるかなと。まあ、あのへん限界やね。今日、みんな疲れている中、よく投げてくれました。松本も3連投したし。明日、明後日休みやから」

―津森、泉が満塁を1球でしのいだ

「いやいや本当に。ドキドキしました。野球見られんかった。心配で。まあでも泉が1球で仕留めたし、津森もゲッツーで一番怖い首位打者のバッターやからね。松本はね。そのへんを併殺で仕留めたのはすごい大きかったですね。そういう自信持ってゾーンで勝負してくれたらいいんじゃないですか。みんな球強いんやから、うちの中継ぎはね、ということです」

―11連戦を7勝4敗で乗り切った

「何とか7勝4敗で乗り切れたといのはね、すごい。元々、7勝4敗というのは目標にしとった数字やからね。オリックスに3タテされたのは痛いけど、オリックスに1勝2敗で7勝4敗なら一番良かったんやけどね。そんなこと言ってられないし、11連戦7勝4敗で乗り切れたのはプラスとして考えてね。みんなにも『今日入れて残り10試合、全部勝ちにいくつもりで、思いきってやってくれ。ミスはいいから思いきってパフォーマンス出してくれ』と。ベンチも元気あったしね。気力も体力も消耗していると思いますよ。その中でベンチはすごい明るくやってくれていたし。ミスも何個かあったけど、それはそれでこっちの責任なんでね。2日間、試合ないんで、そこでしっかりと静養して、残り9試合、全力で頑張りたいと思います」

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