西武・内海哲也が引退登板 オール直球で二ゴロ斬り、19年間の現役生活に幕

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2022.9.19(月) 14:36

西武・内海哲也 (C) Kyodo News

◆ 試合前に引退会見「ついにこの時が来たか」

 西武の内海哲也投手兼任コーチ(40)が19日、本拠地・ベルーナドームでの楽天戦で引退登板を行い、19年間のプロ生活に別れを告げた。

 先発マウンドに上がった内海は、楽天の1番・山﨑と対戦。1ボール後の外角直球でストライクを奪うと、場内から大きな拍手が沸き起こった。カウント2-2後、最後は139キロの直球で二ゴロに仕留め、打者ひとりで交代。マウンドに集まったチームメイトと握手を交わしたあと楽天ベンチに深々と頭を下げ、大きな拍手を受けながらマウンドを降りた。

 内海は2003年のドラフト自由枠で巨人に入団。2011、12年には最多勝を獲得するなどエースとしてチームを支えた。2018年オフにFAで巨人へ移籍した炭谷銀仁朗(現楽天)の人的補償で西武に移籍。新天地では4年間で2勝しか挙げられなかったものの、若手選手の手本となり、今季は兼任コーチとしてもチームを支えた。

 19年間で通算135勝をマーク。この日の試合前には引退会見を行い「19年間いろいろなことがありましたけれども、今はやりきった思いでいっぱいです。ついにこの時が来たか」と胸の内を明かした。

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