オリックスの能見篤史投手兼任コーチが１６日、大阪市内の京セラドーム内で引退会見を行った。

　会見の終盤に山本由伸、山岡泰輔、宮城大弥が花束を持ってサプライズ登場。山岡、山本は「お疲れ様でした」と声をかけるなか、宮城は「また来年もよろしくお願いします」と話し会場を笑わせた。

　オリックスでは兼任コーチとして若手選手たちと接した。「僕は大して何か特別なことはしてない。本当にその選手たちの実力が発揮できるようになってきていた。たまたま僕がそこに寄り添う形でいただけ。コーチの方々、監督もそうですけども色んな思いがある。僕はいいとこ取りみたいな感じになってるので、（若手選手の成長は）そこは僕だけじゃない」と謙遜した。後輩たちへ「まだまだ現役生活も続きますし、苦しい時も必ず出てくる。そこからが大事。そこでどうするかが各選手、一番大事な部分だと思う。悔いなくというか、後悔はしないようにしてほしい」とメッセージを贈った。

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